クリムトの「接吻」
ご依頼の画像をお預かりした時は
「うそ=====!これ、あかん」
でした。
手元に置いた画像を見つめて毎日ため息。
はぁ。
ご依頼日~制作日。
その「間」。
英HaNaの頭の中では、何かがカチカチ。
えー。鍵師が歯車の音を聞く感じ、といえばよろしいでしょうか?
勘ピューターがカッチカッチ。
ナケナシノ脳みその中を駆けずり回って、
創りだす方法、手順、作業工、色の使い方、
構成。過去に見たクリムト、同時代の芸術etc.etc.
様々な引き出しをあけまくっている訳です。
そして、ある日ある時
「よし、作ろう」
となって、手が動き出します。
今回はクリムトのむしろ平面的は描き方を再現するために、
すべて、クッキー生地で描いてから一気に焼き上げました。
オーブンに入れるとき、実はいつも柏手打って、
「かまどの神様」にお願いするんです。
「どうぞ上手く焼き上がりますように。」
己のチカラでは心もとなく、
いつも神頼み。
↷ これ、焼き上げる前の状態です。
神様、ありがとうございます。
おかげさまで、ずいぶん嬉しい出来上がりです。