お寺さんからのご依頼。
「初盆の方のお施餓鬼のお供えに、今はお線香もあまり喜ばれないですし、
お施餓鬼とは、もともと、食べ物を布施して、衆生の霊を弔う法要なので、
いただく物にしたいのです。」という事。
ここ数年作らせていただいています。
例年は「散華」という蓮の花弁をかたどったお菓子をお作りしているのですが、
今年はこれ!
胡瓜の馬、茄子の牛。
ご先祖様に、
胡瓜の馬に乗ってお越しいただき、
我が家でゆっくりお盆を過ごしていただく。
お帰りは茄子の牛で、ゆっくりとお帰りいただくためのお供え。
という意味だそうです。
この解説、実は、
お店でお茶を楽しまれている、
「こんなお菓子お作りしたのですが、 こんな風習ご存知ですか?」
と伺ってみた、若い美女お二人に教えてい頂きました。
へぇ~、こんなにお若い方でも、
ご存知なんだ。と関心した次第。
まだまだ、日本も捨てたモンじゃないなぁ。
甥っ子に話すと、「その人は知性のレベルが高い。」
ですって、甥っ子は知らなかったのかなぁ、、、。
叔母としては心配です。
【~500円】(1種類のお値段目安です)