この素材とあの素材を組み合わせよう。
というのは脳内作業。
頭に浮かんだ由無し事を、
形に表すべくレシピを作ります。
たいていの場合、組み合わせ、の次に、形もふんわり浮かんできます。
写真中央の「抹茶みるく」で申しますと、
これは、段々重ねのケーキじゃなくて、
抹茶ムースでくるっとまくぞ!
てな具合です。
何故だか、これは段々重ねにしたく、無い。
段々重ねに仕立てるのとは、味がまったく違ってきます。きっと。
そういう時は、「トユ型」という半円形の型に仕込みます。
生地、(この場合は2種類)
抹茶クリームのムース。
イチゴのコンポートジュレ。
ホワイトチョコレートのムース。のレシピを書きます。
(HaNaのお仲間には、これだって脳内作業でやってしまう猛者もいます!)
生地の厚みも、0.3mm~20mm位まで使い分けます。
なーんていうと、すごい作業のように聞こえるかもしれませんが、
大抵のものは、ずっと昔に、
これこれは、大体これくらいの割合で作るとこんな味。
と決めた偉い方々がいらして、
HaNaなんぞは、それをちょっと押したり引いたり。
アレンジしているだけ、なのであります。
製菓学校出たての頃は、レシピ・レシピ。
作り方、作り方。とそればかり考えていましたが、
今となっては、浅はかでした。
もちろん、今でも、いろいろなレシピ本を見てお勉強しています。
昔みたいに、配合だけ、を見るのでは無く。
何のためにこうしているのか、とか、
バランスを参考にしながらも、そのまま作る再現する為ではなくて、
読み込むため。に手にすることが増えました。
そう、コンダクターのスコア。
楽譜のように、です。
店頭には、常時生菓子が5~6種類。
焼いたケーキが1~2種類ご用意しています。
お持ち帰りもお一つから。
店内でのお召し上がりには役40種類のお紅茶を準備してお待ちしています。

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